伏見稲荷大社はいつ、誰が建てた?
伏見稲荷大社への入り口(左側、北側の鳥居)
伏見稲荷大社への入り口(右側側、南側の鳥居)
伏見稲荷大社が建てられることとなった逸話が残っています。
それは、秦伊呂具(はたのいろぐ)という豪族が、お餅をこねて作った的に、矢を射ようとしたところ、なんとそのお餅が白い鳥に姿を変えて山の峰に飛びさりました。
その白い鳥が降り立ったところには、稲がたわわに実り、この出来事を神様のなされたことと思った秦伊呂具(はたのいろぐ)が711年(和銅4年)に社を建てたのが伏見稲荷大社の始まりです。
また、天長4年(827年) 東寺の五重塔に稲荷山の木を使用したことから、淳和天皇の体調が悪くなったという逸話も残っております。
伏見稲荷大社の見どころは?
約1万基の鳥居が立ち並ぶ
伏見稲荷大社の見どころは、なんと言っても鳥居とお食事ですね。
標高233メートル、それほど高くはない稲荷山ですが、頂上(一ノ峰)まで、ゆっくり参拝(探索)しながら登ると、3時間ぐらいはすぐ過ぎてしまいます。
私も4時間ぐらいかけて参拝をさせて頂きました。
ですので、お腹をある程度満たしてからお参りすることをお勧め致します。
伏見稲荷大社の見どころは、有名な約1万基の鳥居と、数多く点在している石碑(神様)です。
これだけ多くの神様が集まったところですから、他に例を見ないパワースポットではないでしょうか。
古くから信仰されている社ですから、神聖な気持ちでお参りをさせて頂くことを忘れないようにしましょう。
伏見稲荷大社のお勧めの食事は?
北側の参道の通りをくぐるとすぐ右手に参集殿と3階建ての建物が見えます。
参集殿はこれ↓
ちょっと伏見稲荷大社とアンマッチな近代的な建物ですが、ここで美味しい食事を頂けます。
昼間の昼食時にはめちゃくちゃ混みますので、早めに食事を取られることをお勧め致します。
参集殿に入ってすぐ右手で食券を買って食堂へ進みます。
食事のメニューもこれだけ豊富↓
食堂の雰囲気はこんな感じ↓
和風御膳を頂きました↓
これだけのボリュームで¥1,080円ってリーズナブルですよね(^^♪
伏見稲荷大社にはどんな建物がある?
では、お腹がいっぱいになったところで、伏見稲荷大社をご案内いたします。
参集殿を出て右手からお参りをさせて頂きます。
表参道はこんな感じです↓
大きな鳥居をくぐると、最初に目にするのが楼門です。
楼門は、幅約10m、高さ約15mで京都市内で最大です↓
楼門は、天正17年(1589年)豊臣秀吉が、母 大政所(おおまんどころ)様の病の平癒祈願をお祈りして建てました。
この楼門の左側と右側に随身(ずいしん)と呼ばれる今でいうSPが座られています。
向かって右を左大臣、左を右大臣で、左大臣の方が年老いており、右大臣より高位とされています。
左大臣がこれ↓
右大臣がこれ↓
楼門をくぐり抜けると、本殿(拝殿)があります。
一つ目の拝殿が外拝殿(げはいでん)↓
その後ろ(2つ目)の拝殿が内拝殿(うちはいでん)です↓
千本鳥居(鳥居の入り口)の手前、内拝殿の左手に権殿(ごんでん)が建てられております。
権殿とは、本殿の修理の際、御神体を一時的にお移しする仮の社殿のことを言います。
その他、伏見稲荷大社の境内は多くの神様が祀られております。
いよいよ千本鳥居の入り口です。
有名な鳥居がいっぱい立っているのがここからです。
これが入り口です↓
お送りの鳥居が立ち並んでいます。
稲荷山の頂上 一ノ峰には、『上ノ社末廣大神』が祀られております。
頂上までの途中にはいくつか休憩する場 茶屋もあります。
四ツ辻にある茶屋です↓
最後にご朱印を頂きました。
伏見稲荷大社へのアクセス
伏見稲荷大社へのアクセスはこちら↓